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  • 歯紅を防ぐための口紅の正しい塗り方

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    歯に口紅が付いてしまう「歯紅」は、少しの工夫と正しい塗り方をマスターするだけで、そのリスクを大幅に減らすことができます。いつものメイクにほんの数ステップ加えるだけで、一日中自信の持てる美しい口元をキープすることが可能です。ここでは、歯紅を防ぐための効果的な口紅の塗り方を順を追ってご紹介します。まず、最も重要なのが、口紅を塗る前の「下準備」です。カサカサに乾燥した唇は、口紅が均一に乗らず、ムラになったり歯に付きやすくなったりする原因になります。メイクを始める一番最初に、まずはリップクリームをたっぷりと塗って唇を保湿しておきましょう。ファンデーションなどを塗っている間に唇が潤い、口紅が乗りやすい最適な状態になります。次に、いよいよ口紅を塗る工程です。スティックタイプの口紅を直接唇に滑らせる方が多いかもしれませんが、歯紅を防ぐためには「リップブラシ」の使用を強くお勧めします。リップブラシを使うことで、唇の輪郭を正確に捉え、塗る量を細かく調整することができます。唇の中央に乗せた口紅を、ブラシを使って外側に向かって丁寧に広げていきましょう。この時、唇の内側、つまり歯に触れやすい粘膜部分には色を乗せないように意識することが最大のポイントです。唇を閉じた時に、色の境目が見えないギリギリのラインまでで留めておくのが理想です。塗り終わったら、最後の仕上げに移ります。まず、ティッシュペーパーを一枚用意し、軽く二つ折りにします。そのティッシュを唇で優しく「んー」と挟み、余分な油分と表面の口紅をオフします。これにより、口紅が唇に密着し、格段に落ちにくくなります。さらに念を入れるなら、指を使う裏技もあります。清潔な人差し指を口の中に入れ、唇を「う」の形にして指をそっと引き抜きます。こうすることで、唇の内側に付いてしまった余分な口紅を、歯に付く前に取り除くことができます。これらのテクニックは、どれも難しいものではありません。毎日の習慣にして、歯紅の悩みから解放されましょう。