リステリンは多くのメリットを持つ優れたオーラルケア製品ですが、その一方で、使用する前に知っておくべきいくつかのデメリットや注意点も存在します。効果を最大限に享受し、トラブルを避けるためには、良い面だけでなく、これらの潜在的な問題点についても正しく理解しておくことが重要です。まず、多くの人が感じる最大のデメリットは、その「強い刺激」でしょう。特にアルコールを含有するタイプの製品は、ピリピリとした焼けるような感覚があり、粘膜が弱い方や口内炎がある場合には、痛みを感じて使用が困難になることがあります。この刺激に慣れることができず、使用を断念してしまう人も少なくありません。この問題に対しては、ノンアルコールタイプの製品を選ぶことで、大部分は解決できます。次に、アルコールタイプに共通するデメリットとして、「口内の乾燥」を助長する可能性がある点が挙げられます。アルコールには唾液の分泌を抑制する作用があるため、頻繁に使用すると口の中が乾きやすくなることがあります。口内が乾燥すると、かえって細菌が繁殖しやすくなり、口臭の原因となることもあるため、もともとドライマウスの傾向がある方は、ノンアルコールタイプを選択するのが賢明です。また、使用直後に「一時的な味覚の変化」を感じることがあります。これは、リステリンの強力な成分が、舌の表面にある味を感じる細胞(味蕾)を一時的にコーティングしたり、麻痺させたりするために起こる現象です。通常は30分程度で元に戻りますが、食事の直前に使用するのは避けた方が良いでしょう。さらに、一部の製品、特に多機能性をうたう「トータルケア」シリーズなどに含まれる「塩化亜鉛」という成分は、ごく稀に歯の表面や舌にステイン(着色)を引き起こす可能性があると報告されています。これは、塩化亜鉛が食べ物や飲み物に含まれる色素と結合しやすいために起こる現象ですが、通常は毎日の丁寧なブラッシングによって防ぐことができます。これらのデメリットは、製品の特性を理解し、自分に合ったタイプを選び、正しい使い方をすることで、そのほとんどを回避、あるいは軽減することが可能です。
リステリンを使う前に知るべきデメリット